令和3年8月16日より浅草の店舗を閉店し長期休業に入りました。

 

江戸を歩き明治を食べる「すきやきふる」な一日

夏ちゃん さん(東京都 67歳 )から頂いた投稿です。 家族編

 

大安吉日の連休の一日、運よく「ちんや」さんの予約がとれました。
実は恥ずかしながら田舎者のことで、浅草のこと、江戸のことに疎く、「ちんや」さんのことを知りませんでした。ある方の紹介で社長さんとお店のことを知り、すき焼の名店が浅草にあることを知りました。
すき焼と言えば、松阪とか、横浜とか言うイメージがあり、あとは自分の家で年末の年越しそばの前に食べるか、おせち料理に飽きた三が日あけに食べるものかと思っていました。明治の開明思想家、福澤諭吉翁とのつながりもあるという格式あるお店を紹介していただき、とても楽しみにして伺いました。
ところで今回「ちんや」さんに伺った理由は、卒寿の母のお祝い返し、息子の入社祝いをいただいた方へのお返し、そしておまけに、私が俳句の投句大会で特選を取ったことのお祝いと、何やかやと理由をつけての家族5人の集まりでした。
午前中、深川の江戸資料館や芭蕉庵跡を見学し、地下鉄に乗って蔵前まで行き、蔵前から徒歩で「ちんや」さんに向いました。「ちんや」さんの近くになると、歩けないほどの人込みです。ちょうどお昼時、お店はどこも行列状態です。私たちは「ちんや」さんの予約をとっていましたから、まるでお大名気分です。外の混雑を尻目に、上品で伝統の重みと趣のある素晴らしいお部屋に通していただきました。
先ずはビールで喉を潤おし終えたころ、湯せんのお酒のプレゼントがありました。すき焼の美味しさは言うまでもありませんが、この思いがけないお心配りにも感動しました。人肌のお燗がとてもすき焼とマッチングし、お店の優しさを堪能させていただきました。ゆっくりデザートやお茶をいただき、「ちんや」さんを後にし、再び喧噪の仲見世通りに出ました。
観音様に、「すきやきふる」な一日を過ごせたことを感謝して帰路につきました。

すき焼の味も引き立つ五月かな  なっちゃん  

「ちんや」さん、有難うございました。

 
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