令和3年8月16日より浅草の店舗を閉店し長期休業に入りました。

 

すき焼きでおじいちゃん孝行のはずが。。。

しらたき大好きっ子 さん(東京都 33歳 )から頂いた投稿です。 家族編

 

 私の祖父は大正生まれの89歳です。幼い頃養子に出され、10代のから職人の家で住み込みで働いていたりと苦労の連続だったようです。

そんな生い立ちからか、祖父はやさしくもいつも力強い人でした。しかし、3年前に祖母を亡くしてからというもの、すっかり弱気になり家の中にいることが多くなりました。

祖父を元気づけようと、私は祖父の誕生日に

「外でご飯を食べようよ。」と誘いました。

祖父は年のせいか、足腰も弱ってきていたの外出することを拒んでいたのですが、孫である私の誘いは断れないようで、一緒に出かけることになりました。

一緒に家から出て、昔、祖父の家に遊びに行くといつも通った散歩コースを久しぶりに歩きました。千束通りを通り、花やしきの中を通り、浅草寺でお参りをするという定番コースです。

「そうだ!おじいちゃんの誕生日だから、贅沢して、すき焼食べようよ。私がごちそうするよ!」
そして、二人で、老舗のすき焼屋さんに入りました。

すき焼きを待っている間、2人で昔話をしました。

祖父が、「お前が小さい頃はよく、花やしきやら、浅草寺に行ったもんだよ。花やしきを見るとすぐに、乗りたいーっていうから、見せないようにするのが大変だったんだよ。」

確かに。家には祖父と祖母と行った浅草寺や花やしきの写真がたくさん。
これも定番だったのですが、祖父の家から帰るときには、祖父がいつも100円をくれて、隣りの駄菓子屋さんでお菓子を買って帰ったなぁ。思えば、祖父と祖母にはたくさん遊んでもらったなぁ。

そうこうしているうちに、すき焼きがぐつぐつ煮えて、とてもいい匂いが。

「肉おいしいねー」というと祖父がもっと食べろと、私のお皿にお肉をどんどん入れてくれました。
「おじいちゃんの誕生日なんだから!」といいつつ、私はお肉をペロリ。

そして、結局、私が祖父にごちそうするはずが、祖父がごちそうしてくれました。

おじいちゃん孝行するはずが。。。
祖父にとっては、私はいつまでも孫なのだなぁ。

おじいちゃん、いつまでも元気で長生きしてくださいね。
今度こそ、私がおいしいすき焼きをご馳走するからね。

 
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